さなぎ観察日記

なにかと大変な息子と娘の子育て日記。この春息子大学生、娘高校生になりましたが、まだまだ日々奮闘中。

初めての文化祭

久しぶりの投稿になってしまいました。

9月の連休前半は、むすめの学校の文化祭でした。彼女にとって初の文化祭です。

むすめは中2ですが、コロナ禍が始まってからの入学だったため1年生の時は行事といえば生徒のみで開催した運動会だけ。
今年は、合唱コンクールは一人一人歌ったものを録音して合わせて審査、文化祭は生徒のみで開催、と学校側も感染防止に配慮しつつ努力しているのが伝わってきます。

文化祭前、むすめは「別にやってもやんなくても」と、ピンときていない様子でした。
そうだよね。どんなものか、よくわからないよね。

しかし部活が漫研なので、文化祭は最大の発表の場。この時に合わせて会誌を発行すべく、先輩たちはがんばっていて、夏休み後半は上級生の盛り上がりにより(?)、掲載イラストの再募集などがあったりしました。
ピンときていないむすめも、「もう一枚描いてくれた人には○○先輩(絵がとてもうまい)がリクエストにこたえてイラストを描いてあげます!」みたいなご褒美につられて追加の絵を描いたりしていました。

むすめは普段イラストを描くときはデジタル派(タブレットでお絵かきソフトを使って描く)なのですが、紙ベースで指定されたテーマにそって描く、という課題もあり、それには結構苦しんでいました。
なかなか描く気にならず…描き始めてはボツにし、また描き始めて…を繰り返し、イライラしてやめる、というのを何サイクルもやっておりました。

そのうち〆切が近づいてきて、焦りもあり情緒不安定になってしまい、学校に行きたくなくなったり。

本当に、何か「やらなきゃいけないけど終わりそうもない」(本人が思い込んでいるだけの時も含む)状況になると、一気に情緒不安定になります。
そして、学校に行きたくなくなるようです。
ある意味わかりやすいかも。

でも、こういう時に、学校に行かなかったとしても良い方にまわっていくことはあまりない気がします。事態は何も変わらないし、気分も変わらない。
しぶしぶ登校すると、いろんな刺激もあり、気分が変わって夕方にはけろっとしていることもよくあり。

学校への「行きしぶり」が頻発すると、むすこの中学時代の事が頭をよぎり「無理して行かせると不登校に...?」と不安に思ったりすることもあるのですが、子供の様子をよく観察して、コミュニケーションをとり、本人の気持ちというか心の状態を考えて対応しないといけないな、と思います。

話がちょっとそれました。
課題のイラストは直前に仕上げ(母もアシスタントとしてベタ塗りをお手伝いしました)、なんとか滑り込みセーフ。
文化祭当日は、前半は部活の展示室に入り浸って過ごし、後半は他の部活の展示や体験メニューなどに参加して、まあまあ楽しんだみたいでした。

文化祭運営に関してのちょっとしたお仕事も、「○○委員会」みたいな感じで全生徒に割り振られているらしく、何かしらのお仕事のシフトが入っていたらしく、どの子も自分の役割を持って参加する様子。
昨年はほとんど行事らしいものがなかったので、ようやく学校の一員として仕事をした感じです。親は見に行けなかったので、少し残念…。

そして、文化祭の後は少し振り替え休日があったのですが、なんとそのお休み用の宿題冊子が配られていて、ゆっくり休む暇はなかったみたいです。学校、なかなかやるな。

むすめははりきってファミレスに勉強しに行ってました。夏休みの経験から、問題集系の宿題はファミレスでやるのが良いと気がついた様子。
自分なりの勉強法を見つけられたのは、少し自信につながっているかも。
がんばれ、むすめ。

これからも見守っていきます。