さなぎ観察日記

なにかと大変な息子と娘の子育て日記。この春息子大学生、娘高校生になりましたが、まだまだ日々奮闘中。

むすめ、やりたいこと

最近、むすこのことばかりだったので、今回は最近のむすめについて。

むすめ、中高一貫校の中学3年生です。理科や英語、数学はもう高校生の範囲に入っているらしく、勉強が難しいらしい…。でも、全然わからなくて困る、という感じでもなく、学校の宿題とかをちゃんとやればついていけている、はずです。ちゃんとやればね…(^^;

一貫校なので中3ですが高校受験があるわけではなく、大学受験のむすこがいるわが家としては、ありがたい状況。受験生2人いたら大変だった!

今はまだ中学生なので、学校側も生徒達をわりと自由にさせてくれている感があるのですが、どうやら高校生になると一気に受験モードに変わっていきそうな空気を感じています。先日、保護者会(オットが参加)でも大部分の時間が「最近の大学受験について」の話だったとか。来年には文理選択をしなければならないそうで、むすこの受験が終わったら、次はむすめの方かー。重ならなかっただけ良いか…。

とはいえ、本人はのんびりしたもので、最近は「ダンスを習いたい」と言い出し、先日体験レッスンに行っていました。K-POP 系のダンスがやりたいのだそうです。去年くらいまでは歌い手さんとかバーチャルシンガー的な音楽をよく聞いていたむすめ、ここ一年くらいは某J-POP アイドルユニットにはまっていて、K-POP は全然興味なさそうだったのですが、最近K-POP 好きの子と仲良くしているらしく、影響されているな😁

若い頃の興味の対象って、そうやって変わっていくのですね。周りの人達に影響されて、世界が広がっていってる。小学生の頃は狭い世界で自分を守るようにしていたむすめ、ようやく最近外の世界に目が向き始めてきているようです。

外の世界と言えば、5年程前に、家族でオーストラリアに旅行した時、子供達は2人とも「海外なんて全然行きたくない!早く日本に帰りたい!」みたいな感じで、外国には全く興味なさそうでした。そんなに嫌なのか、と驚いたのですが、今や「留学行きたいんだよね」とか言うようになりました。

留学…行けたら行ったらいいとは思うのですよね。私自身は小学生の一時期、親の仕事の都合でアメリカに行ったことがあり、その時に思い知った「自分の思っている当たり前が、全然当たり前じゃない世界がある!」というカルチャーショックが、それからの自分の価値観にすごく影響したと思っています。日本にいてはわからない、多様性みたいなこととか、違う価値観を尊重するとか、外国で過ごすことで、そういう得難い体験ができるんじゃないかと思うので。

ただ、今、すごい円安と物価高のこの時代、一体いくら必要になるのだろうと思うとなかなかおそろしい。娘の学校は高校1年生の夏休みに、学校主催の短期留学制度があるので、それに参加すれば良い気がするけれど。お金、がんばれるかしら💦 ていうか、もしそうならもうちょっと英語がんばって勉強するべきでは?現地に行って、伝わらないと身に染みて勉強しだすのか?謎です。

ともあれ、今まで知らなかったいろいろなことに興味を持ち始めているむすめ。楽しそう、と思ったことはどんどんやってみて、自分が本当に好きなことはどんなことなのか、探していく時期なのかもしれません。たぶん、これから1、2年のうちに自分の進路について方向性を決めなければいけないときが確実にきます。その時に、自分はどんな人なのか、どんなことに興味を持てるのか、考えられるための経験値をいま、蓄えているのかもしれません。

今のところ、生物と国語が好き、数学と歴史が苦手なむすめ。こういう人は文理どっちなの?悩ましいけれど、いろんな人や事と関わる中で、自分なりの答えが見つかるといいね。とにかく今は、どんなことにも真面目に取り組んでもらいたい!そこから何かが見えてくるんじゃないかな、と母は思っております。

f:id:mionaka:20221022160033j:image