さなぎ観察日記

なにかと大変な息子と娘の子育て日記。この春息子大学生、娘高校生になりましたが、まだまだ日々奮闘中。

夏休み明けに思うこと

長かった夏休みも、終わりました。
今年は本当に旅行にも行かず、淡々と毎日を過ごした夏休みでした。

この夏、子供たち2人はファミレスで勉強することにはまり、おかげでむすめは今までになかったくらい順調に宿題を終らせました。
とはいっても、最終日の夜までレポート書いていましたが。…どうしてぎりぎりまで宿題の一部を取っておくのでしょう。ハラハラ感を楽しんでいるのか?(^_^;)

しかも、始業式の日に学校に行ったら、その時初めて知った夏休みの宿題があったらしい。
どうしてそんなことになるのか、謎過ぎです。
順調過ぎると思ったら、そんな落とし穴があったか!と思いました。

でも、今まで散々むすめに振り回され続けた結果、母もそれくらいでは動じなくなりました(笑)。
今は、「締切を過ぎても良いので、やるべきことはちゃんとやる」ができたらよしということにしています。
もちろん、締切を守って提出できたら、バンザイです\(^^)/

ともあれ、全体的にみて、この夏むすめは情緒不安定になる時間がとても少なかったという印象。
つまり、精神的に荒れてしまうひとつの要因は、やはり、「やるべきことができてない」という焦りもあるのかなと思いました。

情緒不安定になると、できないことが更にできなくなって、負のスパイラルにはまっていくことが経験的にわかってきたので、メンタル対策は大事です。
本人が「うまくやれてる」と感じられるように、これからも伴走していきたいと思います。

さて、世の中は夏休みが明け、新学期です。
この時期になると、むすこの中1時代を思い出してしまいます。
夏休みの宿題、本人はやる気がないわけではなさそうだったのに、全然できていなかった。
それがもう、その後の不登校の前兆というか、サインだったのだと今は思います。
その当時はそれがわからなかった。そして、ちゃんと宿題さえ終らせられれば全てうまくいく、と思って一生懸命サポートしようとしていました。

今思えば、宿題をみて息子自身をみていなかったのかも、と思います。
そして、問題は夏休みの宿題などではなく、もっと前から彼は頑張りすぎて疲れていたのだと思います。
学校に行けない時期があることは避けられなかったかもしれないけれど、もっと早く気づいてわかってあげられたら、もう少しむすこの辛い時期を短くすることができたのかなぁと考える時があります。

その後は毎年、夏休み明けのこの時期は、子供たちへの見守り方、接し方について改めて考える時期になっています。

いまだに不登校の直接的な原因はわかりません。でも、今は元気に今後に向けて進み始めているむすこ。あの頃のことも糧になったと思えるようになることを願っています。

そして、現在情緒不安定真っ盛り、学校にはしぶしぶ行っている様子のむすめ。こちらもしっかり寄り添い、「いつでも味方だよ」のメッセージを出し続けていこうと思います。

2学期もがんばろう(私が)。

f:id:mionaka:20210902101654j:plain