さなぎ観察日記

なにかと大変な息子と娘の子育て日記。この春息子大学生、娘高校生になりましたが、まだまだ日々奮闘中。

入学前教育の講義に行ってきた

むすこのA大学の合格通知の書類の中に、入学前教育のお知らせが入っていたのは先日書いた通り。そしてついに、実際に大学の講義を受けに行ってきました。

お知らせの紙には行くべき場所と時間の記載はあったのですが、終了予定時刻は書いておらず、授業内容もほぼ不明。よくわからないまま、とにかく大学に向かいました。

今までA大学には、オットが付き添っていて、実は私は行ったことがなかったので、今回は私がむすこの送迎を担当することに。電車を乗り継ぎ…結構、遠い。2時間弱の道のり、長いです。これで電車で席に座れるならまだ良いけれど、朝の時間帯はどうなのだろう。と、入学後の心配をしながらの移動でした。

学校に着いてみると、古い建物もあるけれど落ち着いた感じ、郊外にあるからか、解放感はそこそこあり、雰囲気は悪くない。同じ様に授業を受けにきたと思われる、高校生らしき子が何人か歩いていました。女の子が多めかな…?

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校舎の前で別れ、私は近くのファミレスで待機。授業は1コマくらいかな、それなら1時間半かなーと予想して時間をつぶしていたのですが、全然むすこから終了の連絡はなく。読書にもネットサーフィンにも飽きて、座り続けてお尻が痛くなった頃、ようやく「やっと終ったー」と連絡が。結局、3時間。2コマの授業だったようです。長かったね、お疲れ様!(私もお疲れ様!)

帰り道、むすこに「どんなことをしたの?」と聞いてみました。まずは学部長の挨拶の後、化学の授業。高校の化学基礎のところから教えてくれたようで、今まさに化学の勉強をしているむすこには、今回もらったプリントはありがたかったみたい。

その後、その場にいた生徒一人ずつ、教壇に立って自己紹介をしたとの事。たまたま先生と目が合ってしまったむすこ、「やりますか」と声をかけられ、トップバッターになってしまったそう。「でもこういうのは、最初にやった人はあまりうまくいかなくても''最初だから''ってなって許してもらえるからいいんだ」と息子。前向き発言。

たくさんの知らない人の前で話すのは、吃音のある息子にとっては結構なハードルですが、自己紹介があることは早い段階でわかっていたそうで、「考える時間があったから良かったんだ」そうです。これは、吃音が出にくいワードをあらかじめ考えておくことができる、という意味だと思います。

ただ、こういう時って出身高校名を言うことになるわけですが、これが、彼の言い難い音から始まっているんですよね。受験の面接の時もつっかかってしまい、面接官にフォローしてもらったみたい。今回もちょっとひっかかったけど、なんとかやり過ごしたそう。自己紹介の時にどうしても言わなきゃならない固有名詞のようなものは、言いやすい言葉への「言い換え」ができないので、結構ツラい。でも、今回受けている大学はA大学もB大学も、そんなに言い難くなさそうな名前なので、息子にとっては安心材料です。

さて、この入学前教育ですが、次回は12月だそうです。その頃にはB大学の合否もわかっているはず。なので、次回の講義に行くかどうかはまだ未定。しかし、ちゃんと宿題も出ているそうなので、B大学の受験が終わったら、その後はその宿題に取り組まないと…やることが次々と降ってくる息子です。がんばれがんばれ✊

とにかく今は、ちっとも進んでなさそうなA大学の作文をなんとかしてもらいたいところ。そろそろ本腰いれてほしいなー…。