さなぎ観察日記

なにかと大変な息子と娘の子育て日記。この春息子大学生、娘高校生になりましたが、まだまだ日々奮闘中。

むすこ、2回目の本番

ついに、むすこの(一応)第一志望のB大学の入試がありました。公募型推薦入試なので、志望理由書や事前の課題作文は既に提出済み。今回は面接、口頭試問です。

前回のA大学の時同様、オットが会場の近くまで一緒に行き、近くのファミレスで待機。試験終了後はそこでむすこと落ち合い、ランチを食べて帰ってきました。

B大学は我が家からだと電車とバスを乗り継ぎ1時間弱です。A大学より全然近い。実はルート検索で調べると、歩いて行っても1時間弱、自転車だと25分位らしい。もし通うことになったらチャリ通とかでも良いのかもね…いや、その前に合格したらだけど。

試験を終え、帰宅したむすこによると、心配していた口頭試問はなんとか大丈夫だったよう。化学と生物から3問ずつ聞かれたようですが、事前に対策したかいあって、わからない問題はなかったみたい。

ただ、今回は吃音の調子があまりよくなかったので「RNAの塩基」を答えるときに「ウラシル」の「ウ」が言えなくなってしまい、困ってしまったようでした。母音で始まる単語は、調子悪いときは難しいんですよね…前日に家でDNAの塩基を言っていたときも、一般的には「A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン) 」の順番で言うところを、母音を最初に持ってこないように「チミン」から言うようにしていました。このことは試験の時もわかっていたのだけど、緊張のせいか、うっかり「ウラシル」の前で区切ってしまい、つっかかってしまったみたい。…試験官の方からは、思い出せないように見えたかもしれないですね。最終的には言えたみたいですけど…

それよりも、本人的に一番気がかりなのは「この学部に入ってどんなことをしたいか」を聞かれた際のやり取りのようです。むすこ本人の持論として「いろいろ大学で学んでいくなかで今後何を成し遂げたいかを決めたい」というのがあるみたいなのですが、大学の面接官からは「方法論ではなくて結局何をしたいのかを教えてください」と数回にわたって聞かれてしまった様子。本人はそこはまだ決まってなくて良いと思っているからね…答えられないよね。

最終的には環境問題とかを視野に入れ…みたいなことを言ったようなのですが、この辺のやり取りが評価に影響してダメになるかもしれない…と本人は心配していました。

ともあれ、ベストをつくして帰ってきたむすこ。自分で決めたとはいえ「基礎」も習っていない化学を口頭試問直前に勉強したり、吃音の調子がイマイチでも諦めず受け答えしたり、がんばったと思います。小さい子供の時みたいに抱きしめてあげたりはできないけど、気持ちだけはそんな感じで「お疲れさま」と言いました。本人は「ああ、はい」とさっぱりしてましたけど。

正直なところ、B大学に合格できるかどうか、さっぱりわかりません。でも、むすめの中学受験の時にも感じたのですが、こういうのって「ご縁」だと思うのです。必ずしも第一志望に行くことがベストな道とも限らないと思うし。もしB大学に面接の内容で落とされたとしたら、それはその学校とむすこが合わなかったということなので、そこに無理して行かなくても良いのかもしれません。幸いなことにA大学には合格を頂いているし、どちらも良い学校だと思うので、どっちに行く事になっても残念がることは何もない、と思います。結果を待つのみです。

大事な試験を終えたむすこ。どうやらこれが終わるまでは、とゲームのアプリをスマホから削除していたらしく、さっそく再ダウンロードしていました。一応そんなけじめをつけていたんだね…知らなかった。「すごい、えらいじゃん」とむすめ。確かにこっちの人はそういうことしなさそう(笑)。ただし、今のままの学力では、どっちの大学に入ったとしても入学後の勉強についていけるか、かなり不安な状況なので、このまま引き続き予備校に通って勉強してもらいます。

とりあえず、お疲れさまでした!
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