さなぎ観察日記

なにかと大変な息子と娘の子育て日記。この春息子大学生、娘高校生になりましたが、まだまだ日々奮闘中。

むすこ、進路を意識する

まだ5月も中頃だというのに、すっかり梅雨のような雰囲気です。

年々、気候が「典型的」じゃなくなってきているような。今年はものすごく早く梅雨入りして、そして今後どうなるのでしょうか。
梅雨の時期がいつもより長いのか?早く梅雨明けして夏が長いのか?
どちらにしても、あまり嬉しくないかも。
子供たちが大人になった頃には地球はどうなっているのだろうと、ちょっと不安です。

どんな気候の地球になっても、コロナみたいな感染症が蔓延しても、それでも我々はここで生活していくしかない。
そんな不安定な世の中を、生きていかなきゃいけない子供たち。そのために必要な、しなやかさ、たくましさを育む助けを、親としてどうしていったらいいのか。

…なんて、もやもや考えてしまうのは、スッキリしないお天気のせいでしょうか。

こちらのそんな思いとは別に、高2になったむすこ、学校のガイダンスなどをきっかけに、進路について少し意識し始めたようです。
でも、これがなかなか難問。

高校卒業後、どうしたいのか。その方向性をそろそろ定め始めないといけない時期のようです。

むすこは吃音があるので、特に初対面の人とのコミュニケーションが苦手。また、かなり感じやすい性質があるので、親としては、将来、不特定多数の人と接する仕事よりは、決まった場所で、コツコツ作業をするような仕事が向いているんじゃないかなーという思いがあります。

ともあれ、まずは本人がやりたいこと、興味のある分野を見つけて、そちらの方向に一歩を踏み出す必要があるのですが。

中学3年間のほぼ全てを不登校で過ごしたむすこ、社会経験が圧倒的に不足しているというか、自分がどんなことが好きなのか、興味があるのかも良くわからないと言います。

本当は去年1年間、もう少し(家の)外の世界にたくさん出ていって、いろんな人と関わり、そういうところから自分の興味を広げてほしかったのですが、残念ながら、コロナ禍の1年。なかなかうまくいきませんでした。

今年は週3回登校することになったので、学校とか、あるいはそれ以外のところで、いろんな刺激を得てほしい。そして「こういうの好きかも」と思える何かを見つけてほしいです。
専門学校に行くにしても、大学を目指すにしても、まずはそこからですよね。

当の本人は考えているのかいないのか、いつも通り淡々と、ゆっくり勉強して、たまにちょっとお昼寝して、ちょっとゲームしての生活をしています。

勉強もマイペースで、淡々と、少しずつ進めているむすこを見ていると、時々、
このペースで大丈夫なのか?!進学を目指すならもうちょっと早くしないと!
と焦りたくなる気持ちになったりしてしまうのですが、きっとここは急かしてもあまり良くないのだろう、と思い、我慢しています。

たぶん、家族じゃない信頼できる人とかに言われる一言とかが効くんだろうなあ。
やっぱり、外部刺激が必要な気がする。
これからの課題です。

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